作品動画紹介
この曲には特定のストーリーは存在せず、架空の古代典礼舞踏・・・
というコンセプトで書きました。
典礼の序奏となる厳かなファンファーレと演者たちの入場、そして躍動的な舞踏の場面へと続きます。
ひとつの主題が変容して目まぐるしく色彩を変化させてゆきます。
無調の音楽ではありませんが、あまり和声進行にとらわれずに書かれているため、不思議な浮遊感を持つ和音の響きになっています。
石造りの円形劇場の舞台で演じられる舞踏劇…巨大な水オルガンや厳かなファンファーレを奏でる金管楽器等様々な楽器から成る古代の管弦楽団の演奏・・・
そんなイメージをしてもらえたら嬉しいです。
(久保太郎)